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内装工事が進む大阪・関西万博の共同館を視察する参加国の関係者ら=2025年1月17日午前11時26分、大阪市此花区、西村宏治撮影

 4月に開幕する大阪・関西万博で、共同のパビリオンに入る参加国の関係者が17日、建設中の館内を初めて訪れた。

 共同館は日本国際博覧会協会が建設し、ひとつのフロアに複数の国や国際機関が出展する。今回の万博では6館できる。

 このうち28カ国が入る「コモンズA」ではこの日午前、各国の政府代表らが集まり、自国の空間を確認したり、写真を撮ったりしていた。

 中欧コソボのアルバー・メフメティ政府代表は「施設のできがよく、いい意味で驚いた。コソボはまだ新しい国。日本のみなさんに知ってもらい、来てもらい、将来のビジネスにもつながれば」などと話した。

 一方、アイルランド館ではこの日、建設事業者から同政府代表への鍵の引き渡し式があった。

 完成は昨年12月。海外館の中では最も早く建築確認を終えた。ブライアン・オブライエン政府代表は「早期の完成を誇りに思う。あとは中身。会期中は毎日、音楽やダンスなどを届けたい」と話した。

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